臨床検査技師になるための学校とは
臨床検査技師になるためには、医療大学または専門学校にて決められた過程を修了すること、国家試験に合格すること、この2点が必要です。
今回は過程を修了するための学校選びについてお話しします
まず大前提に、大学で学ぶことがおすすめです。
私が医療大学で学んだこともあり、また専門学校の経験がないので比較はできません。しかし大学で学び国家試験に合格するまでの過程で、大学でよかったと思うことがあるので書いていきたいと思います。
大学は4年制です。
1年目は全医療者が学ぶ基本的な教養中心
2年目はそこに専門的な科目や実技実習が増えます
3年目は完全に専門に特化し、後半には実際の病院にて臨地実習
4年目は夏までに卒業研究、合間に国試勉強と就職活動を全て並行して行います、もちろん通常の授業や実技実習等もあります
以上が大まかな4年の流れです。これを見て分かる通り、4年間の内容はパンパンです。しかも年を追うごとに忙しさは増します。
在学中バイトをしてる人もいましたが、それも2年まで。
まず定期テストがかなり大変です。教科は全て医療関係であるにもかかわらず10科目以上、全てを勉強するのに大苦戦、大学の先輩から過去問をもらうことで数科目の再試験で乗り切りました。次に実践実習には全てレポート提出が必須です。実習自体は面白いのですが、レポートにかなり時間がかかるので大変でした。これを乗り越えた先、3年の臨地実習あたりから忙しさのマックスが始まります。
大学の4年でさえ忙しいのに、専門学校は3年しかありません。
うちの大学にはサークルなどはなかったものの、学祭なども開催していたので大学ならではの楽しみ方もあります。
金銭面や交通便、就職を急ぐなど様々な理由で専門学校を選択するのは全然良いと思います。実際専門学校でも国家試験合格率100%なところもあります。期間が短い方がより集中して学べるという側面もあります。ですが大学生活謳歌しながら国家試験に受かりたい、どちらかで悩んでいるのであれば、大学がオススメだと言えます。